「深い」理解のなぞこれは英作文でよく起こる混乱の話 なのですが、日本語には 「深い」理解 という言い方がありますよね? そして「深い」は、「理解する」という 動詞になくっつきたいときには、 「深く」理解する というように、形が変わります。 じゃあ英語ではどうなっているでしょうか? 「深い理解」は、 a deep understanding と言います。 understand (理解する) の名詞形understanding を 使うわけです。 じゃあ「深く理解する」だったら? まあわざわざ私がこんなコラムを書いている くらいですから、 understand deeply とすなおに言えばいいってもんじゃないのかな… と思われた方も多いと思います(笑) そう、そのとおりで、 understand deeply という言い方は好まれません。 まったくないわけでもないようですが、 私の身の回りのネイティブの人は、 「それはちょっとなあ」 とみな首をかしげていました。 じゃあどう言いましょうか? understand well と言うのがいちばんおすすめです! そう、 「よく理解する」 と言えばいいんです。 動詞understand とセットの副詞には well を使っておくのがとてもかんたんで 使いやすいです! さてこのように、 understand と相性がいいのは well であって、deeply じゃない とか、そういうことを調べる よい方法が1つあります。 高校生レベルでもできる簡単な方法です。 次回そのへんのお話もしますね! あさって記事を更新します、お楽しみに! 潮田耕一 続きの記事はこちらです:単語同士の相性を調べる方法 英作文ブログ記事に戻る
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